9月の中旬に110キロのトレイルレースに参加した際、足裏に痛みをおぼえて途中リタイヤしました。リタイヤを決意してから、チェックポイント(リタイヤを申告してバスに乗り込む場所)に行くまで7キロを歩かねばならず、それを激痛に半泣きしながら歩いたものです。
いま、その痛みがなかなか治らずにやきもきしています。
なぜかというと11月に開催される100キロのトレイル(ロードも半分くらい)レースを完走しなくてはいけないのです。すこし説明がややこしいのですが、今年のうちに長距離レースに完走しておかないと、翌年の参加可能レースが制限されてしまうのです。正確にいうといま一番の目標にしている富士山の周りを160キロ走る大会に出たいのですが、ぼくの経歴では不十分なのです。
どうなるんでしょう。11月までに痛みが引いたら良いのですが、時間はもうそんなにない…。焦ります。
アスリートに限ったことではありませんが、身体に不調を感じると何をしていても集中できなくて、心にぽかりと穴があいたしまったような虚しさをおぼえます。
怪我をするのは仕方がない。でもそうしたネガティブなものと向き合いながら、そして上手に付き合っていくことが大切なのでしょう。もっとも健康な身体があってこその商売でもあるので、ここは諦め(11月のレースを棄権)も視野にいれてじっくり考えていこうと思っています。
話変わって、自転車に乗ることがまた楽しくなりつつあります。足裏の痛みは自転車を漕いでいるぶんにはほとんど感じることがなく、ずいぶんと追い込めます。このあいだは、平日にもかかわらず家から仕事場までの超遠回り・52キロ通勤をしてしまいました。標高400mを越える峠越え付き。仕事開始に遅刻する不甲斐ない走りではありましたが、なんとも充実した朝でした。
やれることを頑張ろうと思います。