誰と山に行くべきか。

登山はヒトとヒトの関係を良好にするものだと思います。しんどいことをするのだから、その時間を共有すれば互いの信頼性は高まるし、その相手とはなんの利害関係もなくまったく素の状態で付き合えることは貴重だと思うのです。100回飲みに行くよりも1回登山をしたほうが断然に関係は深まる、そんなふうに思っています。

 

明日からの週末は八ヶ岳に行ってきます。

 

行動を共にするのは父親です。

ぼく自身は父から影響を受けて登山をはじめたとかそういうのは一切なく、自分が勝手に選んでこういう道を歩んでいますので、父と登山をするのは生まれて初めての経験です。父の青年時代は登山に夢中になるのが当然だったらしく、昔話でいろんなことを聞かされました。それはけっこう難所だったりして、興味深いものです。

でも、友人となら関係を深めるということが該当しても、いまさら親と関係を深めるなんて、それは気恥ずかしくなんだか緊張します。だいたい父と息子なんていうのはベタベタせずに、たまに酒を飲んで当たり障りのない話をするのが普通かなと思っていました。親はきっと息子のことを口では褒めないし、息子は老いを迎える親のことを心配しながらも気の利いたことは言えない。少なくとも我が家ではそうでしたし、今後もきっと変わらないでしょう。

だからこそばゆいです。

でも、行きたいと思ったし、貴重な登山だと思っています。

さてさて、どんな登山になるのでしょう?

不思議なテンションでいつになく張り切っております。

 

 

 

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