ボーゲン、ボーゲン!

先週末は北海道はニセコに行っていました。仕事とは無関係でまったくのプライベートです。
スキーの聖地ともいわれるこの場所には、個人的に強い思い入れがあって、今回は家族旅行で訪れました。

いまでこそスキーを履く機会が減ってしまいましたが、20代の前半はスキー(当時はボード)を
するために冬の休日がありました。どんなことがあっても意地でも通うようなハングリー精神で
行ったら行ったで休憩もろくにとらずに滑っていたものです。ニセコにも出かけていろんな
やんちゃな滑り方をしたのも懐かしい思いでです。

さて、今回は、広大なスキーエリアといえども、使うのは初心者コース限定。6歳と3歳の子供が一緒では
自分の思うように動くことはできません。本音の本音では昔を思い出して攻めながら滑りたいのですが、
ここは我慢し終始子供たちと過ごしました。

大きな収穫もありました。保育園年長組の息子がボーゲンをマスターしたのです。
こうやって書くとなんら大したことはないように思えますが、サポートがなくては下りられないのと
放っておいても下りてくるのとでは大きな差があります。本人にしても大きな自信につながったのでは
ないでしょうか。

一方で3歳の息子は、スキーで自力で下りてくる意識はなく、でも兄貴には負けまいと意地を張るものですから
ほとんどぼくがだっこする状態で滑ります。腕のほうが疲れるスキーは初体験でした。

よく人からは「子供にはアウトドアにいっぱい出かける育て方をされるのですか」と聞かれます。
でも実際にはほぼ人並みか、それ以下ではないでしょうか。
あまりちゃんと土日は一緒にいてあげられないし、本人たちに親父の価値観を無理強いをしていい結果につながるとは思いません。
ゆっくりいろんなことを見極めていければと思うのです。
コツをつかめばもっとうまくなりたくなる、そう気づかせてあげられたのは大きな収穫でした。

彼らがもうすこし大きくなった時でも、「オヤジすげー」って思うようなパフォーマンスをするのが
ぼくの目標です。
だから子供の価値観には合わせません。いつか成長したときにお互いを高め合っていけるライバルになるのを
そうですね、あと8年後くらいにできればと思いました。

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