大転倒。

久しぶりに、本当に久しぶりに自転車で転倒しました。もちろんMTBのレースなんかだと転倒はつきもので、自分の限界を超えるとあっけなく身体やMTBが宙を舞います。だとすると久しぶりではないのですが、今回は公道で、ということで。
朝の通勤途中で標識のポールにハンドルをひっかけて宙を舞いました。急いでいた訳でもなく、いちびっていた訳でもなく、本当になんでもないところでハンドルをひっかけました。ハンドルバーの幅が以前に自転車よりも長くなっているとはいえ納車からすでに2ヶ月…慣れていない訳がありません。転んだ痛さよりも転んだ事実がショックでした。
打ち付けたのは腰、膝、指。1週間ほど経ったいまではほぼ100%回復していて、ちなみに自転車はまったく無傷です。
自転車通勤はとても魅力的ですが、やっぱり危険も伴うものだと知っておかないと。ついサボりがちですが、ヘルメットやライト(前後)は必要、公道のほうがむしろ危ないのです。

さて、事務所に着いたときに着ていた服が破れていることに気付きました。山で着るゴアのシェルになんと穴が!!すこし落ち込みましたが、でも気を取り直してリペアすることに考えがまとまりました。こんなときはシームグリップが便利です。これはシリコン製の接着剤のようなもので、あらゆるアウトドア用品の補修に役立ちます。分かりやすい例でいうとテントの縫い目を塞ぐにはこの液体が最適。
周囲をマスキングして裏もテープで塞ぎ、シームグリップを垂らします。数時間して液が落ち着いた頃にマスキングをはがして、そのまま一晩ほど乾燥させます。で、写真のように仕上がりました。美しさには目をつぶるとして、これで機能は元通りです。背中の部分なので見た目も気にすることがありません。

あまりに昔からありすぎて画期的なアイテムとはいえません。でも久しぶりに使ってみて、やっぱりいいなぁと再認識した次第です。
シェルなんかは時代とともに薄くなって(破けやすくなって)いますから、そんな高級シェルをうっかり破いてしまったときには断然おすすめです。
個人的な考えかもしれませんが、壊れたものを自分で補修するとその道具に一層愛着が湧く気がします。気に入ったものをできる限り使っていきたいと思うのでした。

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